お神札のまつり方

氏神様

神宮大麻はなぜ受ける のでしょう。

神宮大麻は、日本の総氏 神様として崇められ慕われ ている、最も貴いお宮、神宮 の御神札です。氏神様は、 身近に感じることができま すが、総氏神様はいわば遠 くに住む親のように有難さ を日々実感するのは難しい ものです。皇大御神様の太 陽の光のように暖かく、恵 み多いその御神徳は、すべて の人にふりそそがれ災厄か ら護ってくださっています。 敬虔な気持ちは心を豊かに しますごし家庭で神宮大麻を お祀りし、家族そろって日々感 謝の祈りを捧げましょう。

毎年受けなければなら ないのですか。

私達の祖先は昔から年々 秋の稔りのお初穂を神様に 供えてお祭りを行い、豊穣 に感謝し、新たな御加護を 祈ってきました。御神札を 神棚にお祀りするのは神様 をお迎えすることです。年 ごとに初穂料を納め神宮大 麻をお受けして新たな御加 護を祈りましょ㌔年の瀬 にあたり来るべき年の災を 祓い輝かしく明るい新年を お迎えください。

大麻を祀る場合、上包み の薄紙は取り除くのですか

上包みの紙は、大麻が汚 れないためのものですから、 お祀りするときは取り除き ます。

家には神棚がないのです が

神棚は、家庭の心の拠り 所です。小型で簡素な神棚 もありますので、この際、ぜ ひお祀りしてください。大麻 は、神棚が整うまで、棚の上 などのきれいな所に奉安し てください。

忌中なので、お神札はご 遠慮したいのですが。

一般に忌中には神棚の前 に白紙を張り、忌みに入った ことを示します。忌中に大 麻が配られるときは、忌が 終わるまで神社で預かって もらい、忌が済んでから神棚 をお祓いし清らかな布で拭 き清めてからお受けしてく ださい。（なお、喪に服する期 間は、地方によって慣習があ りますので、それらのこと もご勘案のうえ、ご対応してく ださい。）

神宮と氏神様はどんな 御関係ですか。

神宮にお祀りされている 日本の総氏神、天照皇大御 神様と各地域の氏神様の 御神徳が相まって行きわた り、私たちは平穏な毎日を 送ることができるのです。で すから、氏神様は勿論、天 照皇大御神様への感謝と崇 敬の念を忘れてはなりませ ん。神宮大麻が氏神様を通 じてお配りされるのも、こう した理由からです。

氏神様って

氏神様と地域の関係